2011年9月1日木曜日

台風12号接近中

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台風12号は2日から3日にかけて本土に上陸と予報で言っています。
横浜は蒸し暑く、熱帯の国のようです。

今日は朝から大学病院へ受診に行ってきました。
雨が心配だったのですが、幸いにも台風はゆっくりゆっくりと進んでいるようで、
風雨が強まるのは明日以降になるそうですね。

ところで大学病院といえば高度医療ですが高度先進医療ってなんでしょう?
最近、テレビCMなどでこの先進医療特約というのを耳にします。
がんなどの治療で重粒子治療300万とか陽子線270万とかの数字が踊り、
あなたはこの金額が払えますか?というやつですね。

ところがこの先進医療というのが厄介でひとつの先進医療に対し厚生労働省が認めるのは、
たったひとつの医療施設しかないのもありうける確立は非常に低いということです。

たとえば、プレジデントロイターの記事によると、
08年7月~09年6月までの1年間に先進医療を受けたのは全国で2万13人。このうちの1万1394人は乳がんのリンパ節転移を確認するためのセンチネルリンパ節生検という検査で、普及度が高いことから10年4月に保険診療が認められている。

10年11月1日現在、厚生労働省が認めた先進医療の技術は119種類あるが、治療できる医療機関は厚生労働省が決めており、ひとつの医療技術に対して、全国でひとつの医療機関にしか認められていない治療もある。先進医療を受ける確率は、非常に低いといえる。

保険会社はことさらに先進医療でなくてはまともな治療は受けられないというような情報に思いがちだが、
日本の医療は元々先進的で高度である。
保険診療内でも必要かつ十分な治療を受けることが出来る。

しかし、この高度先進医療特約はがん保険に特約をつければたった100円くらい。
厚生労働省が定める先進医療も7割ががん治療にかかわるものだ。

絶対に、がんなどに負けたくない。
最後の最後まで高度な先進的治療を受けたい方は気楽に入ればよい、ということか。

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