2011年10月23日日曜日

結束力が大事だと思うんだ。

最近、透析患者への風当たりが強いです。
透析患者=生活習慣病=自業自得。それなのに税金から医療費を払ってもらって年金まで受け取っている。
これが世間の私たちへの目です。
日本は特に障害者を見る目がとても冷たいです。
人と違っていると言うことで、特別に保護する。それが日本的な障害者保護ですが、
それは欧米的に言うと差別です。
医療費の問題は深刻ですが、それは死に直結します。
実際に40年以上前は財産を使い果たし死を選ぶが、そのまま死を選ぶか、の選択だったのです。

透析患者の就労にはたくさんの課題があります。
現代こそ経済不況で健常者でも仕事を見つけられない世の中ですが、チャンスはあります。
でも、障害者にはその門扉も開かれてはいません。
唯一、開いているのは法律で定められた障害者枠採用くらいですか?

そういったなかで透析の時間を作られ、仕事を得、収入を得、生きている方は本当に素晴らしいです。
充実した人生を送られていると思います。

一方で、仕事が見つからない、透析とのことで折り合いがつかない、悩んで自暴自棄になる。
そういう方もいるでしょう。当たり前ですよね。病気をのろう方もいるでしょう。
透析がいやで死にたい、透析に行かなければ死ぬかな、そんな言葉が普通に飛び交います。
もちろん、ネットの中だから言いやすいのでしょう。でも、本心の方もいるはず。

今こそ、全腎協結成の時の精神を思い出し透析患者は同じ苦しみを持った仲間なんだと思い出してください。
悩みや苦しみがあるならみんなで共有して解決できないでしょうか?
仕事を持つ患者、持たない患者、幸せだと言える患者、不幸だと思っている患者、皆仲間です。

透析患者は全国で30万人、家族を入れれば100万人は透析で悩んでいる人がいるはずです。
皆で考えれば、解決できないことなんて無いんじゃないですか。

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